大豆イソフラボンが女性ホルモンのように働くのは、日本人なら約半分

河谷彰子タイトル123

約10年前、大豆の加工食品を扱っているある企業の方が、こんな事をお話しされていました。
 『大豆は身体に良いが、食べている人が少なくなっている。もっと食べたら良いのに…という事がきっかけで商品の開発が始まっているのです。』
 管理栄養士という立場からすると、納豆や大豆製品は料理をしなくても食べられるたんぱく質を多く含む食材という点で便利な食材です。
 皆さんは、どの位の頻度で大豆製品を口にしていますか?

・大豆製品を食べる頻度が高いと良いらしい。
 “大豆イソフラボンが女性ホルモンのように働かない人もいる。”という情報を耳にし、非常に気になりました。
下記は大豆イソフラボンに関する国立健康・栄養研究所からの情報の抜粋です。(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail3633.html
 ・ダイズイソフラボンは、大豆に含まれるイソフラボンの総称
 ・ダイズ中に含まれているイソフラボンは、主にダイゼイン、ゲニステイン、グリシステインの
3種。

 ・「女性ホルモン様作用を示す」「骨粗鬆症の予防や更年期障害を軽減する」「脂質代謝の改善
などに有効である」などと言われている。

 ・過敏性腸症候群や更年期の血管障害、骨粗鬆症に対して有効性が示唆されている。
 ・アレルギー疾患を持つ人や妊婦・授乳婦が、通常の食事での摂取量をはるかに上回る量を摂取
することは避けたほうがよい。

大豆イソフラボンとエクオールに関する情報の抜粋です。
(大塚製薬 https://www.otsuka-plus1.com/shop/pages/equelle_lp_equol_b.aspx・医知恵・更年期 https://i-chie.com/menopause/feature-article/01-01 より
 ・ダイゼインが腸内細菌の力を借りて、エクオールに変化し体内に吸収される。
 ・エクオールは女性ホルモンに似た働きをする。
 ・ダイゼインのまま体内吸収されるよりエクオールで吸収される方が、更年期症状等に効果的に
作用する。

 ・エクオールの摂取目安量は10mg。(納豆1パック・木綿豆腐2/3丁相当)
 ・日本人女性の約50%はエクオールを腸内で作れていない。(大豆製品を食べる習慣のない若い
世代や欧米人はさらに低い。)

色々調べていくと、気になる事ばかりです。
 私は1/2の確率のどちらなのかと気になり、尿検査で簡単にチェックできると知り、やってみました。(カラダチェック(エクオール検査のキッド) https://karadacheck.com/
 結果を見て、ほっと安心すると共に、もう少し大豆製品を積極的に食べた方が良いのかな?と思い、納豆・豆腐・茹で大豆を今までより食べるように意識し、2か月後に再度検査をしてみたところ、少し値が上がっていました。

・最近の私の流行食材は、青大豆。
 色々な場所に出かける際は、地元野菜を扱っているお店に立ち寄るようにしています。そこで最近見かけたら購入する食材が“青大豆”です。
 よく見かける黄色い大豆より、枝豆のような色の視覚効果か美味しいように感じるような気がしています。
 食品成分表には、黄色・黒・青の大豆の情報がそろっているのが“いり大豆”のみですが、栄養成分を比較してみました。

 多少ですが、脂質量に違いがある程度ですね。
 青大豆は多く作られていないためか、スーパーでは見かけません。黄色い大豆に比べると少し高額ですが、美味しいように感じるので、見かけたら買ってしまいます。
 その青大豆をドライカレーにするのが、最近のブームです。

青大豆入りドライカレー 基本の材料(4人分)
 ・青大豆 35g
 ・ひき肉(鶏・豚・牛 なんでもOK)300g
 ・玉ねぎ 1個・人参 1本
 ・エリンギ 2本
 ・サラダ油(適量)
 ・カレー粉 小さじ2
 ・コンソメ(顆粒) 5g
 ・ケチャップ・醤油・赤味噌・塩・胡椒・オレガノ・ローリエ・チーズ等(お好みで)
 ・ご飯

作り方
 1.青大豆を一晩水煮浸し、浸した水に塩を一つまみ入れて、10分ほど茹でる。
 2.熱したフライパンに油をしき、粗くみじん切りにした玉葱⇒角切りにした人参・エリンギ⇒ひき肉の順に加えて中火で炒める。
 3.1の大豆とカレー粉を加えて炒める。
 4.3にコンソメと水200ccを加えて、水分がなくなるまで炒め煮にする。
 5.調味料で味を整える。
 6.ご飯と5を盛り付け、出来上がり。

ポイント
 ・玉ねぎを炒める時から、赤味噌(大さじ1程)を加えると、コクがプラスされます。
 (赤味噌は火を通せば通すほど、コクがでるため、初めから入れるのがポイント!)
 ・牛ひき肉⇒豚ひき肉⇒鶏ひき肉の順で脂肪分が少なくなります。
 (牛ひき肉を使用し脂肪分をカットしたい場合、ひき肉を先に炒め、出てきた脂を拭きとり、炒めた野菜類と合わせると良い。)
 ・風味付けとして、煮込む際にローリエ、炒める際にオレガノを入れるのも1つです。
 ・お好みで、チーズ(パルメザン・シェレッドチーズ等)をトッピングしても美味しいです。

 

大豆の恩恵を受けるためにも、あまり大豆を口にしていないな~という方は、是非大豆を食べてみませんか?
これまでの大豆に関する記事には、以下の2つがあります。

“豆乳は牛乳の代わりにならない” (https://www.shirokawa.jp/column/kawatani_akiko/133/
“大豆色々”(https://www.shirokawa.jp/column/kawatani_akiko/2374/

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