新型コロナをやっつける食べ物があったら良いのに…


 以前は、仕事帰りの気分転換に、週何回もスーパーに立ち寄る事がありましたが、最近は、新型コロナの影響から、週1の頻度に減っています。
 3月に入ってからは、急に特定の食品が棚から消える事があります。ネット等からの噂や、商品棚が空になった状況に注目して報道したメディアの影響でしょうか。
 品薄な商品の中には、1週間ほどで解消するケースもありますが、5月になっても、品薄な商品もあります。そんな状態を見て、何故なのか?と色々と想像しています。

・新型コロナウイルス感染予防に良い食品や素材は、今のところない。
 国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所のホームページhttps://hfnet.nibiohn.go.jp/
によると、“現時点で、新型コロナウイルスに対する効果を示した食品・素材の情報は見当たりません。” とあります。(2020年5月3日時点)また、“新型コロナウイルス感染予防になっている食品・素材について”というタイトルの記事にはこのように記載されています。https://hfnet.nibiohn.go.jp/notes/detail.php?no=2142より、抜粋&編集)
 新型コロナウイルスは、何と言っても新型です。分かっていない事がまだまだあるのに、この食材や栄養素が効く!なんていう物は残念ながらありません。“これが良い!”“効く・予防できる!”という情報は、疑った方が良いのではないでしょうか。

・何故、品薄になるのか?
 関東エリアでは、3月初旬にカップラーメンが品薄になりました。これから起こりそうな自粛モードを感じ取った人々がカップラーメンを大量買いし、品薄になった状況をメディアが取り上げ、それを見た視聴者が影響され、さらに購入した方が多かったためでしょう。5月初旬の今でも、我が家の近所のスーパーでは、カップラーメンコーナーは品薄です。買占めによるものなのか?生産が追い付かないのか?物流に問題が起きているのか?もしくは、原材料が手に入らないのか?とスカスカになった棚を見ながら想像しています。
 そして、ライフラインは止まらないのに、カップラーメンを購入するんだ…と、疑問に感じました。カップラーメンをほとんど食べない私にとって、カップラーメンコーナーが空になるのは、驚きの光景だったのです。
 その後、米も品薄になります。しかし、カップラーメンと違って、商品は定期的に商品棚に補充されています。
 自宅勤務になり、時間に余裕がでてきた私は、久しぶりにホットケーキでも焼こうかな?と思い、スーパーへ行くと、いつの間にかホットケーキミックスが無くなっている事に気づきました。
 休校になって、子ども達のおやつに作ろうと、購入する人が多いのかな?子供達自身が作りやすい料理としてホットケーキミックスを購入したのかな?等と想像しました。
 今でもホットケーキミックスは見かけません。
 パスタ・小麦粉(特に薄力粉)・お好み焼きミックスも欠品です。小麦粉の輸入量が少ないのか・単純に需要が供給を上回っているからなのか?
ネットで調べてみると、色々な国でも小麦粉が品薄になっているような情報が載っていました。理由は自宅でパンを作ったり料理を楽しんでいるからと書いてありましたが、日本もそうかな~そういう事かな~、そうだとしても、1カ月も欠品が続くかな~等と考えていました。
 あるお店で国産の強力粉のみ、2袋ありました。そこで、ふと頭を過ぎったのが、“日本は食料自給率が低い!”という事です。
 小麦粉の自給率は10%+αです。これじゃないの?と思い調べてみると、4月3日の日本農業新聞に“新型コロナ拡大で食料生産国 自国優先し、輸出制限”という記事を見つけました。
https://www.agrinews.co.jp/p50452.html
 そうよね~そうなりますよね~なんて思いながら読みました。
 また、5/1のNHKニュースでは、ホットケーキミックスがインターネット上で転売されている事を問題視すると共に、原材料の輸入には問題ないと江藤農林水産大臣は述べています。また、菅官房長官は、小麦粉は国内備蓄もあり、不足はないとしています。(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/latest-news/
 日本の米の自給率は100%近く。今こそ、米を!なのでは?と私は感じています。

・そば粉のホットケーキを作ってみました。
 ホットケーキミックスは購入できなかったので、前々から気になっていたそば粉のホットケーキを作ってみました。(今回のそば粉と米粉は国産でした。)

そば粉 70g
米粉 30g
ベーキングパウダー 小さじ1
黒砂糖(白砂糖でも可) 大さじ1
塩 ひとつまみ
牛乳 100ml
卵 1個
サラダ油 大さじ1

 そば粉の香りが手伝って、和を感じるホットケーキです。
 私は、上にカスタードクリームを乗せましたが、黒蜜も美味しいです。
 また、生地にきな粉を入れても美味しいです。その際、そば粉や米粉の量をきな粉分減らすと良いです。
 お子様とのおやつタイムに、是非!

◆執筆者:河谷彰子氏
管理栄養士
(公財)日本ラグビーフットボール協会 セブンズ女子代表栄養アドバイザー及びアカデミー(男女)栄養アドバイザー
湘南ベルマーレ育成 栄養アドバイザー
慶応義塾大学非常勤講師・上智大学非常勤講師
日本女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻、筑波大学大学院で体育研究科コーチ学を専攻後、運動指導及び栄養カウンセリング、食サービスの提案を行う、ジュニアユースからトップチームまでのJリーグ選手やラグビー選手への栄養アドバイスを行う。
http://www.kouenirai.com/profile/2448.htm

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