家庭の省エネ、電気炊飯器・ポット編(執筆者:アイシンテック有限会社 山本弘氏)
日本人の食卓に欠かせない、お米とお茶!
お米は縄文時代の終わり頃に日本に稲作が伝わり、弥生時代に全国に広がり、各地に稲作を中心とした村ができました。
また、お茶は奈良・平安時代に、空海などが留学先の唐からお茶の種子を持ち帰ったのが、日本のお茶の始まりと言われております。
今回は、そのお米・お茶に関する電気代の節約方法を書いてみます。
電気炊飯器
ご飯を炊く場合、一般的に朝夜2回分とか朝昼夜3回分をまとめて炊いて
保温している家庭も多いのではないかと思います。
つまり、最低でも12時間前後は保温をしていると言う事になります。
炊飯器では機種やお米の炊く量で違いがありますが、7時間前後以上保温すると、新たにご飯を炊くのと同じ電力消費量になります。つまり、保温は目安の7時間以上になる場合には、残ったご飯を保温しておくより、ラップで巻いて(食べる単位で巻くと便利です。)冷蔵・冷凍保存し、電子レンジで温めなおすほうが得策です。
電気代で計算すると、電子レンジの電気代を引いて、
年間1,500~2,000円くらいの節約になるかと思います。
電気ポット
電気ポットも電気炊飯器と同じです。機種と入れる水の量で違いがありますが、
7時間前後以上の保温で沸騰1回と同じ電力消費量になります。
したがいまして、長時間お湯を使わないときにはプラグを抜いておき、必要に応じて再沸騰させるのがお得です。
電気代で計算すると、年間で約1,000円前後の節約になります。
◆執筆者:山本 弘氏
アイシンテック有限会社
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